【クロダイ釣行記】2025年10月7日大黒海釣り施設

黒鯛カップ開催中ということもあり、有給を取って大黒へ出陣。

秋晴れで気温は穏やかだが、風が強く潮も大きい。大潮のこの日は外側が荒れていたため、内側中央に釣り座を構えることにした。

ボラの猛攻が続いているこの時期、果たして今日は黒鯛の顔を見られるのか。

10時半ごろ、期待と不安を胸に釣りスタート。

釣行データ

ターゲット魚種クロダイ
釣行時間10:30〜 18:00
天候曇り / 風向:北東 / 風速:8m
潮汐大潮
釣り座内側中央
釣り方フカセカゴ釣り

タックルと仕掛け

ロッド24銀狼 1-53・K
リールDAIWA 23シグナス2500XH
道糸1.75号
ハリス1.5号
差し餌オキアミ
集魚剤オキアミ+ナンバー湾チヌ

釣果の詳細

開始早々からボラのカゴアタリが止まらない。

コマセを入れても一瞬で空にされ、編み目の細かいカゴを使っても1分ももたない。

そんな中、12時頃によそ見をしていたら、いつのまにか竿が大きく曲がっていた。慌てて手持ちに切り替えると、左に横っ走り。ドラグがジリジリ出され、なかなか浮いてこない。

ようやく姿を見せたのは35cmほどの綺麗な黒鯛。

引きからして40cmはあると思っただけに少し残念だが、管理棟で計測してもらうと36cm。

これでようやく2枚目が揃い、黒鯛カップに正式エントリー完了。

あとはサイズアップが課題。45cm以上を釣らないと入賞は厳しそうだ。

午後になると風がさらに強まり、潮の流れも早い。

ボラのカゴアタリばかりで黒鯛の反応は遠い。

16時を回り夕まずめ、餌が取られる気配が出てきた。手持ちで構えた瞬間、穂先がグイッと入り合わせるも、軽い引き。上がってきたのはフグ。餌取りの正体はこいつだった。

その後、コマセを回収しようとした瞬間にも何かがかかる。

急な突っ込み。横に走る。ボラだ。

レバーブレーキを使ってなんとかいなし、3分ほど格闘の末に上がったのは50cmほどの大型ボラ。黒鯛ではないが、これはこれで見応えのある一匹だった。

日が傾くにつれ、アタリの質が変わってくる。

ボラの気配が薄れ、代わりに小刻みなアタリ。穂先がストンと落ち、上がってきたのはレギュラーサイズのアジ。

その後もアジのようなアタリが続き、黒鯛の気配は遠い。

完全に日が沈み、片付けようかと思ったその時、再び穂先がストンと落ちた。合わせると軽い手応え。フグかと思ったが、叩くような引き。

上がってきたのは20cmほどの小さな黒鯛。

本命ではあるが、サイズ不足のためエントリーにはならず。

それでも一日の締めに黒鯛の顔が見られたのは救いだった。

サイズアップは叶わなかったが、なんとか2枚目を揃え、今年は無事に黒鯛カップへエントリー完了。

入賞は厳しいが、昨年はエントリーすらできなかったことを思えば大きな前進。

次回はサイズ更新を狙って、また竿を出したい。