【クロダイ釣行記】2025年9月21日大黒海釣り施設

前日は黒鯛が好調に上がったとの情報があり、期待を胸に釣り場へ向かった。

大潮で外側は潮の流れが速くなると予想し、今回は内側中央付近に釣り座を構えることにした。「昨日に続き、今日も数が出るのではないか」そんな期待感とともに仕掛けを準備した。

釣行データ

ターゲット魚種クロダイ
釣行時間7:00〜 18:30
天候曇り / 風向:北 / 風速:8m
潮汐大潮
釣り座内側中央
釣り方足元カゴ釣り

タックルと仕掛け

ロッド24銀狼 1-53・K
リールDAIWA 23シグナス2500XH
道糸1.75号
ハリス1.25号
差し餌オキアミ
集魚剤オキアミ+V9+チヌパワー激重

釣果の詳細

7時、釣り開始。早速ボラのカゴアタリはあるが、どこか活性が低い。刺し餌は齧られており、餌取りは確かにいるようだ。

すると7時半頃、ボラのカゴアタリに混じって突然穂先がグッと沈み込み、そのまま竿全体が一気にぶん曲がった!

慌てて竿を手持ちに切り替えるが、横っ走りが強烈でなかなか抑えられず、隣のサビキ仕掛けに絡んでしまう。

祭ったまま浮かせたのは40㎝ほどの黒鯛。居着きか回遊かは判別が難しいが、パワフルで元気な一枚。朝イチからのヒットに「今日はもっと伸びるかもしれない」と気合が入る。

そんな中、隣では前打ち竿を起き竿にして放置していた人が黒鯛をヒット。

コマセを撒いているこちらの隣で、同じ長さの竿をコマセなしで置き竿にするスタイルはいわゆる“セコ釣り”。

おそらく自分のコマセに寄ってきた黒鯛が食ったのだろう。これには少々複雑な気持ちになる。

しかも、その竿で私の足元まで探ってくる始末。マナーが悪すぎる、合わせた瞬間にこちらの竿に当てても知らんぷり。そこまでして魚を釣りたいのか?意味がわからない。この日は朝からこのせいで気分悪くペースが乱れてしまった。

その後は黒鯛の気配が遠のき、サビキもボラ以外は全く釣れず沈黙。ボラのカゴアタリだけは続くが、刺し餌が減らずアタリも出ない。

昼頃には風が強まり仕掛けの操作も難しくなり、夕まずめまで粘るも反応なし。結果、釣果は朝の黒鯛1枚に加え、フグによるハリス切れと小ムツが1尾。

前日に好調だった分、この日の厳しさは余計に際立った。「前日が良いと翌日は渋い」という典型的な展開。それでも朝一の一枚に救われた釣行となった。