8月24日、大潮の下げ潮スタート。朝7時から内側中央先に釣り座を構え、序盤からボラのカゴアタリに悩まされながらも、確実な合わせで良型黒鯛をキャッチ。
日中は全く反応がない中で体力を奪われつつ、夕まずめに回遊型の黒鯛が回り込み、終盤で連続ヒット。最終的に45cmを頭に3枚の黒鯛を手にした、手応えある一日だった。
釣行データ
ターゲット魚種 | クロダイ |
釣行時間 | 7:00 〜 18:30 |
天候 | 晴れ / 風向:西〜南南西 / 風速:5m |
潮汐 | 大潮 |
釣り座 | 内側中央先端寄り |
釣り方 | フカセカゴ釣り |
タックルと仕掛け
ロッド | 24銀狼 1-53・K |
リール | DAIWA 23シグナス2500XH |
道糸 | 1.75号 |
ハリス | 1.5号 |
差し餌 | オキアミ |
集魚剤 | オキアミ+チヌパワー+チヌパワームギスペシャル |
釣果の詳細
朝7時、内側中央先で釣り開始。一投目からボラがコマセカゴを突きまくり、仕掛け投入のたびにコマセが瞬く間になくなる。大潮の下げ潮ながら流れは意外と穏やか。
午前10時、ボラのアタリが続く中、穂先が下がったまま止まる――これはボラではない。
起き竿を直接持つと離される恐れがあるため、竿受けに置いたまま道糸をグイッと引いて合わせを入れる。そのまま手持ちに切り替えて竿を立てると無事フッキング成功。
最初は大人しかったが、途中からトルクのある力強い引きに変わる。1号の竿がよく曲がるが、なかなか浮かない。
水面に浮いてもすぐに潜られる抵抗に3~4分格闘。ようやく浮かせてタモに収めたのは45cmほどの良型黒鯛。まずは一安心。

しかしその後は沈黙。相変わらずボラがコマセを突くだけで黒鯛の気配がない。
暑さで体力が削られる中、師匠が外側で4連発ヒット。急いで近くに移動するも、こちらは餌だけ取られて地合いは終了。
結局元の釣り座に戻り、夕まずめを待つことにした。
17時過ぎ、ボラのアタリの中で明らかに違う「グイッ」とした引き。じっと待つと再び穂先が押さえ込まれ、竿がしっかり曲がったところで手持ちに切り替え合わせる。
重量感はそこまでないが引きは強烈で、何度も走られ危うくケーソンに突っ込まれそうになるが踏ん張って態勢を立て直す。
元気いっぱいでなかなか浮いてこない黒鯛。取り込んだのは35cmほどの綺麗な回遊型だった。

まだまだ夕まずめはこれから――そう思ったが、次のアタリはなかなか来ない。18時半前、潮の流れが強くなり片付けの準備を始めたその時、急に竿がぶん曲がる!
コマセは撒いていなかったが、溜まっていたコマセに寄った黒鯛だろう。ファイトの末、これも35cmほどの回遊型黒鯛を無事キャッチ。

この日は45cmと35cm級2枚の計3枚。厳しい日中を耐えて拾った夕まずめのチャンスが功を奏した。
日が短くなれば、より効率よく夕まずめを狙えそうで、今後が楽しみな釣行となった。