【クロダイ釣行記】2025年8月24日大黒海釣り施設

8月24日、大潮の下げ潮スタート。朝7時から内側中央先に釣り座を構え、序盤からボラのカゴアタリに悩まされながらも、確実な合わせで良型黒鯛をキャッチ。

日中は全く反応がない中で体力を奪われつつ、夕まずめに回遊型の黒鯛が回り込み、終盤で連続ヒット。最終的に45cmを頭に3枚の黒鯛を手にした、手応えある一日だった。

釣行データ

ターゲット魚種クロダイ
釣行時間7:00 〜 18:30
天候晴れ / 風向:西〜南南西 / 風速:5m
潮汐大潮
釣り座内側中央先端寄り
釣り方フカセカゴ釣り

タックルと仕掛け

ロッド24銀狼 1-53・K
リールDAIWA 23シグナス2500XH
道糸1.75号
ハリス1.5号
差し餌オキアミ
集魚剤オキアミ+チヌパワー+チヌパワームギスペシャル

釣果の詳細

朝7時、内側中央先で釣り開始。一投目からボラがコマセカゴを突きまくり、仕掛け投入のたびにコマセが瞬く間になくなる。大潮の下げ潮ながら流れは意外と穏やか。

午前10時、ボラのアタリが続く中、穂先が下がったまま止まる――これはボラではない。

起き竿を直接持つと離される恐れがあるため、竿受けに置いたまま道糸をグイッと引いて合わせを入れる。そのまま手持ちに切り替えて竿を立てると無事フッキング成功。

最初は大人しかったが、途中からトルクのある力強い引きに変わる。1号の竿がよく曲がるが、なかなか浮かない。

水面に浮いてもすぐに潜られる抵抗に3~4分格闘。ようやく浮かせてタモに収めたのは45cmほどの良型黒鯛。まずは一安心。

しかしその後は沈黙。相変わらずボラがコマセを突くだけで黒鯛の気配がない。

暑さで体力が削られる中、師匠が外側で4連発ヒット。急いで近くに移動するも、こちらは餌だけ取られて地合いは終了。

結局元の釣り座に戻り、夕まずめを待つことにした。

17時過ぎ、ボラのアタリの中で明らかに違う「グイッ」とした引き。じっと待つと再び穂先が押さえ込まれ、竿がしっかり曲がったところで手持ちに切り替え合わせる。

重量感はそこまでないが引きは強烈で、何度も走られ危うくケーソンに突っ込まれそうになるが踏ん張って態勢を立て直す。

元気いっぱいでなかなか浮いてこない黒鯛。取り込んだのは35cmほどの綺麗な回遊型だった。

まだまだ夕まずめはこれから――そう思ったが、次のアタリはなかなか来ない。18時半前、潮の流れが強くなり片付けの準備を始めたその時、急に竿がぶん曲がる!

コマセは撒いていなかったが、溜まっていたコマセに寄った黒鯛だろう。ファイトの末、これも35cmほどの回遊型黒鯛を無事キャッチ。

この日は45cmと35cm級2枚の計3枚。厳しい日中を耐えて拾った夕まずめのチャンスが功を奏した。

日が短くなれば、より効率よく夕まずめを狙えそうで、今後が楽しみな釣行となった。