真夏の照り返しが強い8月上旬の大黒。例年なら暑さで黒鯛の活性も落ちがちだが、この日は朝一からスタートし、夕まずめまでみっちり粘る一日となった。食いの浅さに何度も悩まされつつも、なんとか貴重な一枚を手にできた釣行だった。
釣行データ
ターゲット魚種 | クロダイ |
釣行時間 | 6:30〜 16:30 |
天候 | 晴れ / 風向:北 / 風速:5m |
潮汐 | 大潮 |
釣り座 | 内側先端寄り |
釣り方 | フカセカゴ釣り |
タックルと仕掛け
ロッド | 24銀狼 1-53・K |
リール | DAIWA 23シグナス2500XH |
道糸 | 1.75号 |
ハリス | 1.5号 |
差し餌 | オキアミ |
集魚剤 | オキアミ+チヌパワー+ナンバーワンチヌ+パン粉 |
釣果の詳細
朝一から竿を出し、最初のアタリは8時。手持ちをやめて竿受けに置き、仕掛けが馴染むのを待っていると、穂先がゆっくりと一定のスピードで沈んでいく。
まさに黒鯛特有のアタリだ。竿を立てて合わせると…軽い。どうやら合わせの瞬間にチモト結びがほどけたようだ。おそらく黒鯛がハリスを噛み、傷が入っていたのだろう。
その1時間後、再び竿がスッと曲がる良いアタリ。今度こそと思い合わせるが、ファイトの最中にまさかの針外れ。
続いて正午頃のアタリは小型のフグで、黒鯛の気配は遠のいてしまう。

夕まずめ、17時半ごろになり再び餌が綺麗に取られ始める。
手持ちに切り替えて構えると、穂先が軽くクイッと曲がり、次にグイッと本格的に竿を絞り込んだ。すかさず合わせるが空振り。
口先でついばむだけだったのだろう。諦めずに構え続けると、突然強烈なアタリが竿を叩く! 一瞬のされるも体勢を立て直し、無事に取り込んだのは30cm程度の小型ながらも銀ピカの回遊型黒鯛だった。
この日はこれで終了。最後の一投も餌が取られており、時間があればもう一枚追加できたかもしれない。
日が暮れるのが早くなり、夕まずめのチャンスがさらに楽しみになった釣行だった。
