【クロダイ釣行記】2025年1月2日大黒海釣り施設

2025年1月2日に大黒海釣り施設で釣り上げた1枚目のクロダイ

2025年が明け、今年最初の釣りへ。寒波の影響で冷え込みが厳しい中、いつも通りカゴ釣りで黒鯛を狙います。新年早々の釣行は、毎年特別な気持ちが湧くもの。果たして2025年の初釣果はどうなるのか。冷たい風が吹き抜ける朝の海で竿を握りしめ、期待と挑戦が交錯する1日が始まります。

釣行データ

ターゲット魚種クロダイ
釣行時間7:30 〜 17:30
天候晴れ / 風向:北 / 風速:3m
潮汐中潮
釣り座内側先端より
釣り方フカセカゴ釣り

タックルと仕掛け

ロッド24銀狼 1-53・K
リールDAIWA 21カルディア LT-C2500XH
道糸1.5号
ハリス1.25号
差し餌オキアミ
集魚剤オキアミ+ナンバー湾チヌ2+粗挽きサナギ粉

釣果の詳細

2025年の釣り始めとして、意気揚々と挑んだ初釣行。昨年の釣り納めでの悔しい思いを払拭すべく、今回は気合を入れてコマセを多めに準備しました。目標は1枚以上の黒鯛。冬らしい厳しい状況を覚悟しつつ、朝7時半ごろから釣りをスタートしました。

最初は大きめのカゴを使用してコマセを底に送り込み、狙いのステージを作成。その後、小さいカゴに切り替えて刺し餌をオキアミからスタートしましたが、アタリはなく、オキアミだけが綺麗に取られる状況が続きました。餌取りか黒鯛かを見極めるためコーンを追加すると、こちらも取られる結果に。黒鯛の気配を感じ、置き竿から手持ちに変えるも、途端に反応が消え、午前中は気配すらなくなりました。

午後1時、狙いの潮止まりから上潮への変化が訪れると、ようやく餌が取られる反応が戻り始めます。すかさず手持ちに切り替え、集中してアタリを待ちました。そして仕掛けが馴染んだ瞬間、突然竿が大きくしなり、一気に持って行かれるトップスピードの引き。慌てて竿を立て直し、ドラグを出しながら慎重にやり取りを続けます。激しいトルク感の引きに耐え、約2分の格闘の末、ようやく魚が浮上。師匠の助けを借りてタモ入れし、無事に釣り上げたのは47cmの立派な黒鯛でした。自己記録更新には届きませんでしたが、腹パンの居付きの魚体は新年初の1枚として大満足の成果です。

2025年1月2日に大黒海釣り施設で釣り上げた1枚目のクロダイ

その後は冬らしく沈黙の時間が続きましたが、15時を過ぎると夕まずめに向けてコマセを多めに振り、仕掛けを再投入。16時半頃、薄暗くなり始めたタイミングで再び置き竿から手持ちに切り替えました。するとまたしても前アタリなく、突然竿が大きく曲がる展開に。昼と同じような強い引きではあるものの、少し余裕を感じながら慎重に対応しました。上がってきたのは、銀色に輝く美しい回遊型の黒鯛。サイズは40cmとアベレージサイズながら、コンディションが良くお持ち帰りにぴったりの1枚でした。

2025年1月2日に大黒海釣り施設で釣り上げた2枚目のクロダイ

その後は追加の反応もなく時間切れとなり終了。今年初の釣行は、寒い冬の海にもかかわらず黒鯛2枚という上々の滑り出しとなりました。最悪ボウズも覚悟していた中での成果に、大満足の1日でした。

1月の厳しい釣りシーズンが続く中でも、今回のような1枚1枚を大切にしながら、引き続き黒鯛を追いかけたいと思います。今年も良い釣り年となりますように!

まとめ

新年初釣行は寒さ厳しい冬の海での挑戦となりましたが、結果は黒鯛2枚という上々のスタートを切ることができました。

午前中は気配がほとんどなく、忍耐の釣りが続きましたが、午後の潮の変化に合わせてしっかりとチャンスをものにしました。1枚目は47cmの立派な居付きの黒鯛、2枚目は銀ピカの回遊型黒鯛で、どちらも満足のいく釣果でした。

冬らしい渋い状況の中でも集中力を切らさず、狙い通りに結果を出せたことが何よりの収穫です。今年の釣りが充実したものとなるよう、今後も精進していきたいと思います。