【クロダイ釣行記】2025年11月16日大黒海釣り施設

前日からの連続釣行。昨日の風の強さが嘘のように、この日は朝から穏やかで実に釣り日和。

前日に自分が巻いたコマセが海底に残っているのでは――そんな期待を込めて、迷わず前日とまったく同じ釣り座に入ることにした。

最近は起き竿ではまるで釣れず、この日も徹底して“手持ち勝負”。

黒鯛の微細な前アタリから穂先の入り方まで、すべて自分の判断で取っていく一日を作りたかった。

そんな思惑が、釣り開始直後から結果として現れる。

釣行データ

ターゲット魚種クロダイ
釣行時間7:30 〜 17:30
天候晴れ / 風向:北 / 風速:2〜4m
潮汐若潮
釣り座外側先端より
釣り方カゴ釣り

タックルと仕掛け

ロッド24銀狼 1-53・K
リールDAIWA 23シグナス2500XH
道糸1.75号
ハリス1.5号
差し餌オキアミ
集魚剤オキアミ+ナンバーワンチヌ

釣果の詳細

釣りを開始してわずか3投目。

穂先が少し入ったかと思った瞬間、そこから一気にストンと持っていかれる強烈なアタリ。

ファーストヒットからしっかり黒鯛らしい突っ込み。

一枚目なので慎重に、レバーブレーキを惜しみなく使いながら引きをいなす。

浮いてきたのは40cmほどの綺麗な回遊黒鯛。

朝一から幸先が良すぎる。

さらにその20分後、潮止まりのゆったりした時間。

片手でのんびり構えていると、いきなり穂先がひったくられる。

竿が限界まで曲がり、のされそうなところをレバーブレーキで姿勢を立て直す。

何度も水中へ突っ込まれ、そのたびにブレーキ操作でかわす。

なかなか浮かず、海面近くまで来ても再度突っ込みを見せる強烈な個体。

数分の格闘の末に上がってきたのは47cmの体高抜群の黒鯛。

朝のうちにこの2枚は出来すぎだ。

ここから上潮に入り、流れが速くなって釣りづらさが増す。

それでも11時ごろ、ボラのカゴアタリの中で穂先が戻らず沈むアタリ。

少し送り込んだ瞬間、一気に突っ込まれる。

これは明らかに“別格”。

竿が限界まで曲がり、沖に猛烈に走っていく。

レバーブレーキで何度ものされるのを回避しながら、左右満員の釣り人を避けつつファイト。

ようやく浮かせたのは年無しクラスの黒鯛。

管理棟で計測してもらうと49cm。

あと1cm足りないことに悔しさはあるが、トルク感のあるこの一本は間違いなく“今日の主役”。

午前中に周囲が全く釣れていない中、自分だけで良型3枚。

これはさすがに気持ちがいい。

しかし、後半で悲劇。

左右の釣り人がお祭りし、そのラインが自分の竿の上をまたいだタイミングで黒鯛がヒット。

竿が立てられずヘチ際に寄せるのが精一杯で、向こう合わせの浅い掛かりのまま痛恨のバラシ。

これは本当に悔しい。

午後は休憩を挟んで再開するも、潮が速すぎて釣りにならない。

15時を過ぎても緩まず、16時を回りようやく流れが落ち着き始めた頃に置き竿でゆっくり沈むアタリが来たが途中で離される。

手持ちに切り替えてからも鋭いアタリはあったが掛けきれない。

そして17時頃、完全な暗闇。

ヘッドライトの灯りの中で待っていると、ボラのカゴアタリに混じってゆっくり沈むアタリ。

いつも通り少し送り込んでから聞き合わせ、穂先が残るので合わせる。

小型かと思ったが、意外と強い引きで油断できない。

この日はとにかく沖に走る個体が多く、これも回遊の黒鯛らしい。

暗闇でやりづらい中、丁寧に浮かせて取り込んだのは40cmほどの綺麗な個体。

これで4枚目。

こうして終了。

当初は小型の群れが入ることを期待していたが、結果的には良型4枚。

しかし、もしあの“お祭りバラシ”を取れていれば、今年の通算80枚にちょうど到達していたことを考えると、どうしてもモヤモヤが残ってしまう一日となった。