【クロダイ釣行記】2025年8月17日大黒海釣り施設

2025年8月17日に大黒海釣り施設で釣り上げた3枚目のクロダイ

8月17日、一昨日の悔しいバラシ続きのリベンジ戦。今回は「絶対にミスしない」と気合を入れ、開場直後に釣り場入り。南西の強風のため釣り座は内側中央先に構えた。

序盤はタコ狙いで楽しんでいたが、黒鯛の突然のアタリを逃して大反省。午後は潮止まり前後を中心に集中し、怒涛の良型黒鯛3連発。強烈な突っ込みに翻弄されながらも、レバーブレーキと冷静なやり取りで勝負を制した一日だった。

釣行データ

ターゲット魚種クロダイ
釣行時間6:30〜 18:30
天候晴れ / 風向:南南西 / 風速:8m
潮汐小潮
釣り座内側中央先端寄り
釣り方フカセカゴ釣り

タックルと仕掛け

ロッド24銀狼 1-53・K
リールDAIWA 23シグナス2500XH
道糸1.75号
ハリス1.5号
差し餌オキアミ
集魚剤オキアミ+チヌパワー+チヌパワームギスペシャル

釣果の詳細

朝は黒鯛仕掛けを打ち込んだ後、コマセが効くまでタコ狙いに切り替える。投入するとすぐアタリ。合わせると小型のタコをキャッチ。その後もアタリはあるが、合わせた瞬間にPE3号が切れたり、途中で針外れしたりと悔しい思いが続く。

2025年8月17日に大黒海釣り施設で釣り上げたタコ

そんな中、タコに夢中になっていると黒鯛竿が大きく曲がる!慌てて駆け寄るが、すでに魚は針を吐き出した後だった。黒鯛は一瞬のタイミングでアタリが出る――改めて気を引き締めて黒鯛狙いに専念する。

上げ潮から潮止まり直前、ボラがコマセカゴを突いている最中に竿が深く絞り込まれた。竿を手に取るとズシリとした重量感。魚はケーソンへ突っ込み、強烈なトルクで竿を限界近くまで曲げる。

隣の起き竿に絡むトラブルも発生しヒヤリとしたが、常連さんのタモ入れの助けで何とかキャッチ。測定すると47cmの良型黒鯛だった。

2025年8月17日に大黒海釣り施設で釣り上げた1枚目のクロダイ

午後に入ると黒鯛の反応はなく、代わりにとんでもないサイズのボラがヒット。竿は限界まで絞り込まれ、レバーブレーキ全開でもラインが止まらない。

強烈なトルクとスピードに圧倒されながらも何とか浮かせてキャッチ。黒鯛ではなかったが、この強烈な引きは思わず息を呑むほどだった。

2025年8月17日に大黒海釣り施設で釣り上げたボラ

16時過ぎ、フグを挟んで17時過ぎに黒鯛らしいアタリが出る。しかし合わせると軽い。ハリスの結束が解けており、チモトの傷が原因か。続くアタリも掛け損ね、焦りが募る。

18時、ボラがカゴを突いている最中に突然竿がぶん曲がる!手に取るとズシリとした重量感。魚は1枚目と同じケーソンへ突っ込み、竿は綺麗な弧を描いて限界近くまで曲がる。必死に耐えて45cm級の黒鯛を無事キャッチ。

2025年8月17日に大黒海釣り施設で釣り上げた2枚目のクロダイ

その直後、さらに強烈なアタリが続く。今度の魚もケーソンに突っ込もうとするが踏ん張って耐える。なかなか浮いてこないパワフルな個体で、3分近いファイトの末ようやく観念。浮いてきたのはコンディション抜群の綺麗な回遊型黒鯛だった。

この日は47cm・45cmを含む良型黒鯛3枚。ケーソンへ突っ込む黒鯛との攻防や巨大ボラとの死闘、そして一瞬のチャンスを逃さぬ緊張感――黒鯛釣りの醍醐味を存分に味わった釣行となった。