8月17日、一昨日の悔しいバラシ続きのリベンジ戦。今回は「絶対にミスしない」と気合を入れ、開場直後に釣り場入り。南西の強風のため釣り座は内側中央先に構えた。
序盤はタコ狙いで楽しんでいたが、黒鯛の突然のアタリを逃して大反省。午後は潮止まり前後を中心に集中し、怒涛の良型黒鯛3連発。強烈な突っ込みに翻弄されながらも、レバーブレーキと冷静なやり取りで勝負を制した一日だった。
釣行データ
ターゲット魚種 | クロダイ |
釣行時間 | 6:30〜 18:30 |
天候 | 晴れ / 風向:南南西 / 風速:8m |
潮汐 | 小潮 |
釣り座 | 内側中央先端寄り |
釣り方 | フカセカゴ釣り |
タックルと仕掛け
ロッド | 24銀狼 1-53・K |
リール | DAIWA 23シグナス2500XH |
道糸 | 1.75号 |
ハリス | 1.5号 |
差し餌 | オキアミ |
集魚剤 | オキアミ+チヌパワー+チヌパワームギスペシャル |
釣果の詳細
朝は黒鯛仕掛けを打ち込んだ後、コマセが効くまでタコ狙いに切り替える。投入するとすぐアタリ。合わせると小型のタコをキャッチ。その後もアタリはあるが、合わせた瞬間にPE3号が切れたり、途中で針外れしたりと悔しい思いが続く。

そんな中、タコに夢中になっていると黒鯛竿が大きく曲がる!慌てて駆け寄るが、すでに魚は針を吐き出した後だった。黒鯛は一瞬のタイミングでアタリが出る――改めて気を引き締めて黒鯛狙いに専念する。
上げ潮から潮止まり直前、ボラがコマセカゴを突いている最中に竿が深く絞り込まれた。竿を手に取るとズシリとした重量感。魚はケーソンへ突っ込み、強烈なトルクで竿を限界近くまで曲げる。
隣の起き竿に絡むトラブルも発生しヒヤリとしたが、常連さんのタモ入れの助けで何とかキャッチ。測定すると47cmの良型黒鯛だった。

午後に入ると黒鯛の反応はなく、代わりにとんでもないサイズのボラがヒット。竿は限界まで絞り込まれ、レバーブレーキ全開でもラインが止まらない。
強烈なトルクとスピードに圧倒されながらも何とか浮かせてキャッチ。黒鯛ではなかったが、この強烈な引きは思わず息を呑むほどだった。

16時過ぎ、フグを挟んで17時過ぎに黒鯛らしいアタリが出る。しかし合わせると軽い。ハリスの結束が解けており、チモトの傷が原因か。続くアタリも掛け損ね、焦りが募る。
18時、ボラがカゴを突いている最中に突然竿がぶん曲がる!手に取るとズシリとした重量感。魚は1枚目と同じケーソンへ突っ込み、竿は綺麗な弧を描いて限界近くまで曲がる。必死に耐えて45cm級の黒鯛を無事キャッチ。

その直後、さらに強烈なアタリが続く。今度の魚もケーソンに突っ込もうとするが踏ん張って耐える。なかなか浮いてこないパワフルな個体で、3分近いファイトの末ようやく観念。浮いてきたのはコンディション抜群の綺麗な回遊型黒鯛だった。

この日は47cm・45cmを含む良型黒鯛3枚。ケーソンへ突っ込む黒鯛との攻防や巨大ボラとの死闘、そして一瞬のチャンスを逃さぬ緊張感――黒鯛釣りの醍醐味を存分に味わった釣行となった。